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子供の体幹が弱いって言われてもピンときませんよね。体幹が弱いと色々回りと違うことが出てきます。というよりも、周りの友達と同じことができなくなってきます。集中力なくて全然座ってられない、なんで真っ直ぐ走らないんだろう、こんなに姿勢悪かったかな、など。
心配だからといって「じゃあ体操習わせましょう」というわけにもいきませんよね。今回は、自宅で簡単に、遊びながら体幹トレーニングができるグッズを紹介します。雨の日や夏の暑すぎる日のおうち遊びにも重宝しますよ。
先に色々な子供の体幹トレーニンググッズを見てみる方はコチラから▼▼▼
バランスブロックとは?
軽い素材で作られた、組み立て式の平均台のようなものです。平均台と違うのは、平均台は少し高さのある位置の細い一直線の棒の上を渡るのに対して、バランスブロックは直線や曲線のパーツからできていて、さらにウネウネと波打つボードの上を歩くものです。高さはさほどないので、落ちてケガをする心配もありません。
バランスを取りながら歩くことでバランス能力がアップし、遊びながら自然に体幹を鍛えることができます。落ちたらどうしようという最初の一歩の恐怖心がなく使えるので、ちっちゃいお子ちゃんでも遊べます。
バランスブロックは何歳から遊べる?
バランスブロックで遊べる年齢は1~8歳となっています。ただ、走ったり歩いたりがまだ少し不安定な3歳くらいまでは、大人の方が手を取るなりしてついていてあげてくださいね。
うちの息子とバランスブロックとの出会いは、ほぼ毎日のように遊びに行かせてもらってた子育て広場が最初だったと思います。1歳頃かな。市役所のこども育成課にあるプレイスペースにも同じものがあり、市民課などに用事があるだけでもこども育成課に寄らせてもらってました。手を取ると怒るので横で見ているだけでしたけど。ウネウネした道を歩く経験なんてあまりないので楽しいようで、出してなくてもスタッフさんに自分から出してほしいとお願いしてましたね。
バランスブロックの4つのメリット
バランスブロックは体幹を鍛えるのにおすすめなのですが、どういうメリットがあるのかを詳しく説明したいと思います。
バランス能力アップ
バランスブロックで遊んでいると体幹が鍛えられるので、バランス能力がアップします。体幹が鍛えられバランス能力がアップすると、立ってる時にゆらゆらしない、長時間座ってられる、真っ直ぐ走れる、こけにくくなるなどいい事づくし。
体幹を鍛えるということは、日常生活にも直結します。疲れにくくなったり集中力が保てるようになったり。体を支える幹の部分がブレていると、いくら足腰や腕(枝部分)を鍛えても安定した姿勢は得られないということを覚えておきましょう。
足裏への刺激で運動能力アップ
足裏への刺激が運動能力をアップさせてくれます。バランスブロックは、ウネウネした形状だけでなく、表面のデコボコにも足の裏のツボを刺激するという役割が。
足裏の刺激が運動能力のアップとどう関係があるのか?運動している時って、足の裏が唯一刺激を受け続けてる場所なんですね。なので、刺激を受けてから体が動くまでの時間が短くなればなるほど、俊敏性もアップし、運動能力もアップするというワケなのです。
子供の創意工夫に好影響
バランスブロックは直線パーツ(4個)、曲線パーツ(4個)、正方形パーツ(2個)からできているので、子供の好きなように組み立ててコースを作ることができます。子供はもともと頭が柔らかいので、「え、それアリ??」と思うようなコースを作ることも。
子育て広場で使用していたバランスブロックは7個の曲線ブロックのみで、スタッフさんが組み立てると円形に、子供が組み立てるとだいたい円形にはなりませんでした。ただの変なウネウネ。予期せぬところでカーブがキツくなっても、最後まで渡りきった時の達成感はみんなあるようでいい顔してました。懐かしい。
運動不足解消
ただただ運動不足解消にもおすすめです。雨ザザ降りとか暑すぎる日は外で遊ばせてあげられないですよね。そんな時は室内でバランスブロック出すだけで簡単に遊べます。体を動かすことが好きなお子さんなら喜んでくれるのではないでしょうか。
我が家も、息子が子育て広場でのバランスブロックにハマっていたので購入したんです。正直大人からしたら、「子育て広場でほぼ毎日遊んでるのに家でまでいる?」と思ってたのですが、元取ったな、と思うくらいには遊んでました。
バランスブロック3つのデメリット
いい事尽くしでおすすめしているバランスブロックですが、残念ながらデメリットもあります。このデメリットは、使っていく上で体に現れるような物事ではないのですが、バランスブロックも購入を考えた時にまずネックになるだろう内容だと思います。
収納スペースに困る
ひとつひとつのパーツがそこそこのサイズなので、収納スペースを新たに確保する必要があります。バラバラに大きなカゴに入れるのも、同じ形のパーツごとに重ねて置いておくのも結構邪魔。
子育て広場で使われてたバランスブロックは、同じ形の曲線パーツが7個のセット。全部積み重ねて専用のバッグに入れていました。それでも邪魔だな~と。。。私が一番悩んだのが収納でした。結局部屋の隅っこに重ねて置いておくという手段に落ち着きました。
1セットだとあまり色々なコースが作れない
1セットだとあまり大きな、色々なコースは作れません。見本になっているコースは【D】の形のコースが、1セットのセット内容のパーツ全てで作られたもの。他は1セットではできません。ただの円形でさえ、曲線パーツが4つしかないのでできないのです。
ただ、数は全部で11個あります。これだけあれば、子供の柔軟な想像力でそこそこのコースは作れるかもしれません。あまり複雑なコースを作ることを目的としないのであれば、問題ないでしょうか。。。
多少広いスペースがないとコースが作れない
ひとつずつのパーツが大きめなので、ケガをしないためにも多少のスペースが必要になります。子供がいると広いスペースの確保って難しいのですが(我が家は特に狭いので)、コケた時ケガしないようにだけはしてあげないといけません。
我が家は後々親戚から使わなくなったバランスブロックをいただきまして、2セットになりました。部屋から廊下から玄関まで長くウネウネと繋げて遊んでいましたね。。。移動する時邪魔だし、冷暖房が必要な季節はドアが閉められなかったことを思い出します。
バランスブロックの使い方は?
思い思いにパーツを繋げて、その上をバランスを取りながら歩きましょう。体幹トレーニングではあるものの、子供の遊び道具です。周りに危ないものがないようにだけ気を付けて、あとはお子さんが好きなコースに挑戦できるようにしてあげましょう。
パーツ同士を繋げる時に、手を挟んでしまうことがあるので、そこは要注意です。最初は繋げたり外したりが固い場合もあるので、手伝ってあげてください。
さいごに
息子の友だちには、真っ直ぐ走れない子や片足立ちができない子、集中して座ってられない子が結構います。中には療育に通わせているママさんも。そのママさんから、療育で体幹が弱いから鍛えた方がいいですねって言われたって聞きました。1年通ってだいぶマシになってきたみたいです。
そういえば、我が家にはこういうバランスを取る系のグッズが多いです。室内用だけでもトランポリンやバランスボード、ジャンピングボール、フィットネスボールなどなど。意図せずして息子は小さい頃から体幹を鍛える遊びをしていたんですね。今でもお気に入りです。
息子は決して運動神経がいいわけではなく、走るのが早いわけでもありません。それでも、これまで基礎的な運動能力に関しては褒めていただくことが多く、かなり活発なわりにコケた回数も少なかったように思います。それが、体幹がしっかりしてるから防げたというのなら、これからもどんどん使ってほしいと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。
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